Nem_Yas
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乱世キング(日本版)

知る人ぞ知る乱世キング(日本版)の思い出を振り返るページです。
無課金・微課金の経験しかないので、重課金・廃課金の世界はよくわかりません。
また、何分昔の事で記憶が薄らいでいるので、なんか間違っていることもあるかもしれません。

最初は盛り上がっていた

このゲームが日本でサービス開始されたの2012年ぐらいだろうか。もしかしたらもっと前かもしれないが、現時点(2022年)から振り返るとずいぶん昔の話です。
サービス開始当初はなかなかの盛り上がりを見せていて、イベントやら新サーバー開設やらを景気よくやっていたように記憶しています。
農場戦や国家戦なんかは大勢で盛り上がっていました。
割と初期にやっていた全チャを何回かやるとVIPポイント獲得なんてのはなんじゃそりゃと思ったが、運営のチャレンジ精神は評価してもいいかもしれませんね。
ゲーム内に広告も入っていないのによくやっていたものです。

赤馬や赤本の時代

うろ覚えなんだけど金貨使いまくるか課金するかで赤本とか赤馬とか貰えるイベントが盛り上がっていたような気がする。
最初らへんは金武器はあったけど金本とか金馬なんてなくて、赤本もしくは赤馬を持っているとおおっ!ってなっていた。
赤馬は宝探しでかなりの根性を見せればゲットできたけど、赤本は重課金・廃課金しないとダメだったんじゃないかな。
宝探しで金馬の欠片が出る?ああ、リアル時間で何年も宝探しすれば完成することもあったかもしれませんね。
南華老仙のチーム戦で赤本の欠片がドロップする?人を集める手間とドロップ確率を考えると、呂布とか文醜のチーム戦で金武器10個完成させるのより難しいと思われます。

金本が登場

正確な時期は覚えていないがおそらくサービス開始から2~3年といったところか、ついにねんがんの金本が登場した!
金馬も出てたかどうかはよく覚えていないです。
案の定ものすごい課金力を試されるもので、庶民にはとても手が出せるものではなかった。
この時期に金本なんて所持していたプレイヤーは間違いなく廃課金であろう。
まあ別にそれをどうこう言うつもりはないんです。課金者様が課金してくれるおかげでゲームを続けられたと言ってもいいのだから。
ならば喜んで養分にもなりましょう。

次々と実装される火力アップのための機能

際限なくインフレしていく敵の前ではいかに金装備といえどもそれだけで太刀打ちできるものではなく、次第に火力アップのための機能が増えていった。
最初は演舞や玉石というやつだけだったのがいつの間にか英雄集結と伝古というのが追加され、続いて宝石や百戦奇略が追加されていったように思う。
日本版の最高レベルである320に達するとさらに御馬場と戦神の道というのまで追加され、ここまでくるとどんな敵でもイチコロなのでは?と思われたが、そんな事はなかった。
これらを強化するためには経験値的なものが必要なのだが、さすがにこの数だと毎日こなすのは大変になってくる。
各々が短時間で消化できたのは救いだったかな。

金鎧を配布

何年目かのお正月イベントとして、なんと金鎧を配布していた。
しかしこれまた一筋縄ではいかないのがこのゲームで、完成品ではなく欠片を毎日1個ずつ配布して全部集めると完成というものだった。
金鎧は欠片を20個集めると完成なのだがこのイベントの開催期間はきっちり20日。1日でも逃すとアウトなのである。
やはり逃してしまう人はいたようで、運営の掲示板は大荒れでした。
救済措置として3日ほど延長されていたから、まあ良かったんじゃないでしょうか。

金本も配布

これまた何年目かのお正月イベントだったと思うんだけど、ついに金本まで配布することになった。
しかし悲しいかな、この時期になると全盛期ほどのユーザーはおらず、そんなに盛り上がってなかったような気がする。
そしてやっぱり欠片を1個ずつ配布する方法で、1日でも逃すとアウト。
イベント期間中に1回でもログインすれば完成品を配布って形にした方がシステムにもユーザーにも優しいと思ったんだけど、どうしても欠片で配布しないとダメだったのだろうか?
その辺はよくわからないが、本来ならばリアルマネーを大量に積んで手に入るアイテムが無料なのだから、あまり文句は言えません。

器魂大放出

サービス開始から数年(この辺もううろ覚え)経過した頃に器魂商店というのが追加され、そこでは金馬や金本、金鎧や金マントに加えて武将まで購入できた。
名前の通り器魂が通貨となり、器魂を稼ぐには金貨消費とかのセレブなイベントをこなさなければならなかった。
そういうわけで器魂はかなり高価だったのだが、どういうわけかそれがログインイベントで大量配布された時期があった。
数日ログインするだけで金馬ぐらいは購入できる器魂が集まったので、非常にありがたいイベントだった。
さらには(当時としては)規格外の強さを誇っていた孫策神とか司馬懿神なんかもゲットできたのだ。
特に司馬懿神は金貨消費だかなんかのイベントで50万円ぐらいのリアルマネーが求められたので、庶民が手に入れるにはこれが唯一の方法だったと思われます。
ちなみに金本は1欠片が1000器魂ぐらいだったので、大量配布された器魂をもってしても交換できませんでした。
この器魂配布イベントは1年ぐらい間にちまちま行われ、全部回収していれば10000器魂程度は集めることができた。

また、この時の運営が一番まともで、日本語にやや難があるものの掲示板の問い合わせにしっかり回答していたし、「連戦不休イベの賞品をもっと豪華にできないんですか?」みたいな質問にも「私の権限では無理です。本社のいう事を聞くしかないから。」のように理由も書いてくれていた。
歴代の運営は問い合わせはスルー、障害が起きてもスルー、という連中が多かったので、この人だけが特別だったのだろう。
私も一度メールで問い合わせたことがあったのだが、日本語は拙いながらも一生懸命対応してくれたのを覚えている。
1年ほどで代替わりしてしまったのがとても残念。

いなくなってしまった人たち

サービス開始から7年も経つと残っている人はもう僅かで、サーバーによっても違ったのだろうが魏・呉・蜀を合わせてもアクティブユーザーはおそらく30人ぐらいだったんじゃないだろうか。
人が少なすぎて農場戦など普通にできるはずもなく、複数アカウント使いが頑張って農場を確保するといった有様だった。
廃課金な人は減り、迷惑行為を繰り返す人はいつの間にか姿を消し、残ったのは粛々とゲームを進める人のみ。もちろん国チャで発言する者などいはしない。
運営は運営で告知なしのイベント開催が常態化し、どんなイベントをやっているかはその日にならないと分からなかった。

何もかも放置された状態が続き、当然のように問い合わせ掲示板には非難が殺到していた。
が、慣れとは恐ろしいもので、数か月も経つと、まあこんなものかなといった空気が流れ始めて、放置状態についてはあまり話題にならなくなってきた。
いつだったか乱世のドメインが期限切れで無効になったせいでしばらくログインできなかった期間もあったが、それ以外は驚くほど平和だった。
人がいない=争いも起きないのであるから、運営が放置を決め込んでいてもあまり大きな問題はなかったのだ。
プレイヤーの満足度は下がっていく一方だったが…。

広がる中国版との格差

乱世キング中国版に新機能が実装されると日本版にも実装されるのだが、かなり遅れて実装されていた。
最初の頃は数か月遅れとかだったが次第にその間隔が長くなり、最後らへんは2年遅れとかになっていたと思う。
器魂商店の品揃えなんかは数年間同じだったはず。
サ終の半年前ぐらいに突然何の前触れもなく中国版と同じ(と思われる)品揃えになったのだが、すぐに元の状態に戻ってしまっていたのは本当に謎。

そしてサ終へ

誰もが終わりを感じながらもなんとなく続けていた乱世キング日本版も2020年についにサ終の告知がされた。
中国版は健在なのでそちらで引き続きお楽しみましょうという事だったのだが、まさかのデータ引継ぎなしという対応。
中国版に新規サーバーを立ち上げるからユーザー登録するところから始めてちょうだいね、という事だ。
これまで積み上げてきたものが水泡に帰す事態となり、愛想を尽かせて引退する者、めげずに奮起する者と様々だった。

一応は特典もあって、日本版のアカウントでCDキーを発行してそれを中国版でプレイ中に入力すると、赤本と金貨が貰えるというもの(赤本はログインだけでもよかったかも。うろ覚え)
試しにやってみたところ、赤本は相変わらずの分割方式で1日に2欠片を5日かけて配布されるという仕様だったし、金貨もすぐには貰えず1か月ぐらい経ってから分割されて配布されてきた。
運営の説明を読んだ感じでは日本版で金貨をたくさん持っているほど中国版で配布される金貨も多くなるみたいな内容だったが、本当にそうだったのかは不明。
日本版のアカウントでは20000ぐらい金貨持っている状態でCDキーを発行し、そのCDキーを使ったら何回かに分けて金貨が配布されてきて、合計で10000ぐらいは貰えた気がする。
長年遊んでいたプレイヤの皆さんからするとまるで割に合わない特典なのだが、中国版そのものが日本版よりかなり優遇されているので、長期間続ける事を前提とした上で非常に好意的に捉えるとお得と言えないこともないかもしれない。あー、いや、そんなことはないか。

この特典が例えば金本と金馬に加えて器魂商店にいる神武将で好きなのを一人とかだったらもう少し不満を抑えられたかもしれない。
数年間やり込んだプレイヤーへこれぐらいのリターンがあってもバチは当たらんと思うのだが、日本版は運営になめられていたのかとにかくケチだったので仕方がないのかもしれない。
中国版についてはまた今度書いてみます。

作成日:2022年08月01日
更新日:2022年08月14日
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