Nem_Yas
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乱世キング(中国版)について①

乱世キング(日本版)がサ終になると同時に新規登録を促された乱世キング(中国版)。
果たしてそこでは何が待っているのか?というか日本版を十分やり込んだのだからもうこれ終わりでいいんじゃないのか?
そんな思いを抱きながらもなんとなく、惰性で始めてみたのだった…。

導かれし者たち

2020年6月ごろだったか、8年ほど続いた乱世キング(日本版)のサ終が決定し、中国版に新規登録してまた最初からお楽しみましょう!という衝撃の告知があった。
頭沸いてんのかと思いつつも、金貨と赤本が貰えるという特典につられてなんとなーく新規登録してみた。
適当な文字羅列でもぽぽぽんと登録できた日本版と違って、中国版ではちゃんとしたメールアドレスが必要で、認証を行うとアカウントが作成されるというもの。
日本版とはえらい違うじゃないか、と思いつつもチュートリアルで夏候婉児さんを見て懐かしい気分になる。
そしてこれまた懐かしの黄巾の乱ステージが始まったのだった。

CDキーをどこに入力すればいいのか分からない

日本版で発行されたCDキーを入力しようとしたがそれらしい場所が見つからず、運営の掲示板では例によって説明されていなかった。
散々探し回ったところ、チャージ画面(課金するための画面)にそれっぽい入力欄があったので入力してみたのだけど、それから数日経っても金貨が届く様子はなく、しょーがねーなと思いながらもだらだらと遊んでいた。
赤本は欠片が1日に2個ずつ配布され、5日で完成した。
装備可能レベルが高いので序盤は装備できる者がいないが、まあ気分はよかったかな。
ちなみに運営の掲示板でもCDキーの入力方法が説明されたみたいだけど、新規サーバー開始から幾分時間が経ってからの事。
CDキーに有効期限は設けるくせにこういった事は対応が遅い。

日本人は少ない?

中国版のサーバー名;Cotk-x999は日本版から来た人ばかりなのかと思っていたのだが、プレイヤー名とか都市のコメントを見てみるとどうもそうではないらしく、むしろ外人が多いような感じだった。
日本人がつけそうな名前をつけているプレイヤーはざっと見て2割程度といったところか。
半分ぐらいは中国語っぽい漢字を使っているプレイヤーのような。あとは英語と、僅かながらハングル語で名前をつけているプレイヤーがいた。
名前だけで何人かを判断することはできないが、乱世でおなじみの新鯖でスタートダッシュする外人プレイヤーが多くいたと考えてもいいと思う。
こんな状況だと言葉の壁も高そうだし、黙々と一人で遊びたかったので軍団には入らないことにした。
軍団で日本人と外国人がどのようにコミュニケーションをとっているのかは分からない。

日本版との格差

まず、おなじみの連戦不休イベで貰える賞品がなかなかゴージャス。
軍令を5消費するだけで銀貨が150万も貰えるので、序盤で受け取ると銀蔵から銀貨が溢れまくる。ガンガン使おう。
そのほか、軍令消費2で貰える軍功80万とか、軍令消費40で貰える4級の軍旗とかが序盤の強い味方で、特に4級軍旗を貰えれば一気に楽になる。
適当にこなすだけでもなかなか美味しいのだが、軍令消費60で貰える器魂20個はできれば毎回狙いたいところ。
器魂商店で金装備や武将を購入するのに必要になってくるからだ。

銀鉱も全体的に日本版より豪華。
レベル60都市まではそれほどでもないが、レベル80都市からはかなり太っ腹になっている。
レベルを最高まで上げられる都市になると、一番小さな銀鉱でも毎回20万ぐらいもらえて、銀蔵のレベルが低いとあっという間に溢れてしまう。
例によって大きな銀鉱は争奪戦が激しいので、無用な争いに巻き込まれたくなければスルー推奨。

兵糧輸送も日本版と異なり、1日の輸送回数が日本版では3回だったものが5回になっている。乱世特権を使うとさらに1回プラスされる。
これだけならそんなに驚くほどではないのだが、レベル321を超えると報酬の銀貨が急激に増加し、レベル360では15万にもなる。
さらに兵糧輸送の報酬が2倍になるイベントも頻繁にあり、その時はなんと1回あたり30万も貰える。
さらにさらに他国のプレイヤーから強奪されなくなっていて安心して輸送できるし、不快な思いをせずに済むようになっている。とても良い。

諸葛亮を皆でボコる神兵天降も、日本版よりもずっと豪華。
なにしろ、日本版の50位以内の賞品よりも中国版の200位以内の賞品が、質も量も上。
サーバーにもよるだろうが200位以内に入るには毎日15回挑戦(30金貨)すれば大体150位前後はキープできてしまう。

日本版にはないイベントもある。
他国プレイヤーを攻撃してその回数によって賞品が貰えるというもので、5回攻撃で軍功200万、10回攻撃で銀貨400万貰える。銀貨は最近修正が入って30軍令消費しないと貰えなくなってしまった。
一応60回まで賞品が貰えるようだが内容が微妙で、そこまで頑張るかはプレイヤー次第。
他のプレイヤーを攻撃するという事で施設破壊が起きたり、単純に不快だったりとデメリットも大きいが、実は抜け道がある。
このイベントは「他国のプレイヤーを攻撃するために消費した軍令」をカウントするので、軍令さえ消費できれば負けてもいいのだ。
つまり、攻撃能力を持たない武将のみで勝負を挑み、負け続けても賞品は貰えてしまう。
これなら相手の兵士数を削ることもないし施設破壊も起こらないが、何度も攻撃してくるというのはやはり感じが悪いので、できれば引退者をターゲットにしたい。

イベントで手に入る神武将も日本版ではいなかったのが中国版では登場している。
沙摩柯神とか曹丕神とか左慈神とか神曹操とか劉備神なんかがいて、これらを所持しているプレイヤーに挑もうものならお金の力をまざまざと見せつけてくれる。
無課金で丹精込めて鍛えたメンバーで挑んでも一瞬で消し飛ばされるのはもう笑うしかない。
あれほどの性能の武将だと一体どれほどの課金力を求められるのであろうか。
神器商店で1個で48金貨の宝の山を購入すると抽選で欠片が当たる、いわゆる乱世風のガチャとでもいうものがあるが、どれほどの確率で当たりが出るかは不明。
理論上は最小限で960金貨で完成だが、まあまず無理と思われます。96000金貨だったら行けそうだが。
当然ながら征戦の敵もイチコロみたいです。

せっかくなので武将の欠片の宝の山について検証。
10000金貨持っていたので200回(9600金貨分)宝の山を購入してみたところ、なんと1個も当たりが引けませんでした。
当たりの確率は相当低いだろうと考えていたが、まさかここまでとは。
201回目に当たりが出ていたと仮定しても当たりの確率は0.05%以下である。
欠片1個にどれだけの金貨をつぎ込めばいいのやら、まさしく金を湯水のごとく使えるユーザー向けと言える。
というわけで、96000金貨程度では無理でしょう。

最後にこれが一番の格差で、日本版よりも安い価格で金貨が買えてしまう。
正確にはどれぐらい差があるかは日本版が終わった今となっては分からないが、購入額が日本版の3分の1ぐらいになっていたと思う。
日本版でたくさん課金した人ほど納得できないのではないだろうか。

と、中国版について書いてみたけど意外と長くなってしまいました。
まだ書きたいことはあるので続きはまた今度。

作成日:2022年08月22日
更新日:2022年09月10日
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